「Quoridorn」の版間の差分

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※:たいたい竹流氏が作成されたオンラインセッションツール  
 
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キャッチコピーは「'''最高のオンラインセッションをあなたに'''」。
 
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* どどんとふユーザに優しい作り
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** ユーザ要望を積極的に取り込んでいく
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* TRPGシステム特化
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== 開発の背景 ==
 
== 開発の背景 ==

2019年8月25日 (日) 02:34時点における最新版

Quoridornコリドーン)は、HillTop氏によって開発されたWebブラウザ上で動作する汎用オンラインセッションツール。略称は「氷丼」。

概要[編集 | ソースを編集]

Quoridornは、ボードゲームの一種「TRPG(テーブルトークRPG)」をオンラインで遊ぶためのツールです。このようなツールは「オンラインセッションツール」と呼ばれています。「どどんとふ」(※)が2020年の「Adobe Flash」終了に伴って利用できなくなることを理由に開発を開始しました。

※:たいたい竹流氏が作成されたオンラインセッションツール

Quoridorn公式サイトより)

キャッチコピーは「最高のオンラインセッションをあなたに」。

コンセプト[編集 | ソースを編集]

  • どどんとふユーザに優しい作り
    • どどんとふの見た目や操作性をなるべく継承する
  • 理想を形に
    • ユーザ要望を積極的に取り込んでいく
  • TRPGシステム特化
    • ひとつひとつのTRPGシステムに特化した機能

Quoridorn公式サイトより)

開発の背景[編集 | ソースを編集]

Quoridornの開発以前、オンラインセッションの主要なプラットフォームは、IRC(テキストベースのチャット)から「どどんとふ」に移行しつつあった。

どどんとふとは、たいたい竹流氏がAdobe Flashを使用して開発した、Webブラウザ上で動くツールである。オンラインセッションツールとしての汎用性が非常に高く、ほぼ全てのシステムに必要な機能を備えているという特徴を持つ。また、その直感的な操作性は初心者にも優しく、多くのユーザーがお世話になっていた。しかし、2020年にFlashが廃止されウェブ上から姿を消すという歴史的転換のため、どどんとふは惜しまれつつもその役割を終えようとしていた。そこで、Flashを使用しない次世代型オンラインセッションツールの開発が求められており、その状況下でQuoridornが誕生した。

Quoridornはいくつか開発されている次世代型オンラインセッションツールのひとつであるが、その最もユニークな特徴は「どどんとふの継承」を目的としている点である。約10年間、数多くのセッションを支えてユーザーに愛されたどどんとふの機能や操作性を継承し、慣れ親しんだセッション環境を維持することを目的として、Quoridornの開発は進められている。

特徴[編集 | ソースを編集]

  • 最大の特徴は上記の通り「どどんとふの機能・操作性の継承」。
    • どどんとふは抜群の機能性を誇るセッションツールであり、ユーザーからの信頼も厚かった。
    • その継承を目的としたQuoridornも多数の機能を有している。
  • 外観およびUIの基本操作はどどんとふのものを継承しているため、既にどどんとふを使用していたユーザーは独自の操作性を覚え直さなくてよい。
    • また追加機能もどどんとふを元にした操作方法を採用しているため、慣れ親しんだユーザーはどどんとふの新機能であるかのように直感的操作が可能。
  • どどんとふとの最も大きな違いはオンライン上の形態にある。CGIを使用したクライアントサーバー型通信モデルのどどんとふとは異なり、QuoridornはWebRTCと呼ばれる技術によりユーザー同士のP2P通信によってルームを維持する。
    • 例えるなら、どどんとふは公民館の机を借りてプレイしていたが、Quoridornはユーザーそれぞれの家の机の情報を常時連絡・共有しあってプレイしている。
  • そのためサーバーに掛かる負荷が比較にならないほど減り、通信速度も向上。ルーム作成数上限などのサーバー負荷対策も不要となった。
  • また独自にサーバーそのものの設定をカスタマイズするような場合を除き、既存のサーバーのみで十分な数のユーザーを擁することが可能となった。
  • 他方、プレイルームの維持をユーザー側に依存しているため、ルーム接続人数が0人になった時点で解体される。
  • 実際のプレイ運用面で特筆すべきは、直感的操作性は元より多数のTRPGシステムに対応し得る汎用性に富んだ機能の数々である。
    • 様々なシステム運用に必要な機能、セッションを支えるためのユーザー補助の数々によって円滑なセッションが可能となっている。
    • しかしながら長い年月を掛けて成長してきたどどんとふが余りに多機能すぎたため現状では未実装の機能が残っていることも否めない。
      • だが、どどんとふに搭載されていた機能を再現、また更なる機能向上を目標に日夜開発が続いている。
  • もう一つの特徴がユーザーからの声を積極的に開発へと反映させること。
    • わりと無茶な機能要望やアイディアも積極的に取り入れ、機能拡張を繰り返している。
      • その代表がテキストチャットのルビ機能。どどんとふには実装されていなかったが、CSSで開発されたQuoridornにはHTMLの機能であるルビが実装可能。
      • ステラナイツやダブルクロスといった《漢字で書いてカタカナでよむ》ような中二力の高いシステムのユーザーは大喜びした。

開発者[編集 | ソースを編集]

Quoridornの開発者はHillTop氏

  • グループではなく個人名。単身で開発を行っている。
  • 好きなシステムはシノビガミ。
  • 好きな動物はペンギン。
    • Quoridornマスコットキャラクター「こっぺりん」がペンギンなのも開発者の趣味。ペンギンは正義。良いですね?