サーバーへの設置

提供: Quoridorn Wiki
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このページでは、Quoridornをサーバーに設置する方法を解説する。

zip版

GitHubのリリースページから「quoridorn-x.y.z.zip」をダウンロードして自分のサーバーに配置する。

zip版を使用する場合の特徴

  • ドメインを取得できるレンタルサーバーに設置できる。
  • 設置先は「http://ドメイン/quoridorn」固定となる。
  • 設定ファイル(YAMLファイル)を変更することで、データや挙動をある程度カスタマイズすることができる。
  • 設置で困った場合は、開発者のHillTop氏に相談できる。

配置手順

  1. zipファイルを解凍する。
  2. static/conf/connect.yaml にSkyWayのAPIキーを指定する。
  3. サーバーのドメイン直下に「quoridorn」ディレクトリを作成する。
  4. quoridornフォルダ直下に1で解凍したファイルを全て配置する。
    • css ディレクトリ
    • img ディレクトリ
    • js ディレクトリ
    • static ディレクトリ
    • index.html ファイル
  5. http://ドメイン/quoridorn/ でアクセスできたら完成!

うまくいかない場合のありがちな原因

サーバがgz形式に対応していない

Quoridornを構成するファイルには、gz形式で圧縮されているものがある。これがサーバ側の設定で許可されていない可能性がある。

ベータ版8からは「gz版」と「通常版」の2種類のzipファイルが用意されている。まずgz版を試し、うまくいかなければ通常版を使う。

パスに誤りがある

誤りの例:

  • Quoridorn(大文字が混ざっている)
  • quoridon(スペルが…)

SkyWay APIキーの設定ファイルに問題がある

  • 設定ファイル connect.yaml は、文字コード「UTF-8」で記述すること。Windowsのメモ帳などで編集すると文字コードが変わってしまう可能性がある。Windows環境ではサクラエディタでの編集が推奨されている。
  • FTPツール(FFFTPやFileZillaなど)でのサーバ上のファイルの更新にはコツが要る。慣れていなければ、APIキーの更新はアップロードする前に行う。

SkyWay APIキーの設定に誤りがある

  • 「利用可能ドメイン名」を登録できていない。
    • APIキーは登録したドメインでしか使えない。
  • 権限に誤りがある。
    • TURN:使用する
    • SFU:使用する
    • listAllPeers API:使用する
    • APIキー認証:使用しない

困ったときの相談

以下の情報を添えて、TwitterでHillTop氏にダイレクトメッセージを送る。

  • 使用しているOS
    • Windows, Mac, Linux程度でよい。
    • サポート対象外のOSでも相談は受け付けるとのこと。
  • 使用しているブラウザ
    • 重要!
  • 問題のURL
    • 開発者がアクセスし、ブラウザに出力されるエラーログを確認するため
    • もしURLを知らせたくない場合は、Google Chromeを使用し、以下の手順でエラーログを取得して伝える。
      • Windowsの場合:「F12」を押下
      • Macの場合:「Command + Option + I」を押下
      • 赤い字がエラーログ。
      • カラフルに装飾された文字は正常なログなので、「動くように設置をする」目的の上では無視してよい。

自分でビルド

GitHubの「HillTopTRPG/quoridorn-vue-cli-3」リポジトリよりソースコードをダウンロードし、ローカル環境でビルドする。ビルド後、生成されたファイルをサーバーにアップロードする。

何でもカスタマイズ自由な代わりに、難易度が高い。玄人向けのため、サポートはなし。

必要な技術: