サーバーへの設置
このページでは、Quoridornをサーバーに設置する方法を解説する。
zip版[編集 | ソースを編集]
GitHubのリリースページから「quoridorn-x.y.z.zip」をダウンロードして自分のサーバーに配置する。
zip版を使用する場合の特徴[編集 | ソースを編集]
- ドメインを取得できるレンタルサーバーに設置できる。
- 設置先は「http://ドメイン/quoridorn」固定となる。
- 設定ファイル(YAMLファイル)を変更することで、データや挙動をある程度カスタマイズすることができる。
- 設置で困った場合は、開発者のHillTop氏に相談できる。
配置手順[編集 | ソースを編集]
- zipファイルを解凍する。
static/conf/connect.yaml
にSkyWayのAPIキーを指定する。- APIキーの発行にはSkyWayへの新規登録が必要。
- サーバーのドメイン直下に「quoridorn」ディレクトリを作成する。
- quoridornフォルダ直下に1で解凍したファイルを全て配置する。
css
ディレクトリimg
ディレクトリjs
ディレクトリstatic
ディレクトリindex.html
ファイル
- http://ドメイン/quoridorn/ でアクセスできたら完成!
うまくいかない場合のありがちな原因[編集 | ソースを編集]
サーバがgz形式に対応していない[編集 | ソースを編集]
Quoridornを構成するファイルには、gz形式で圧縮されているものがある。これがサーバ側の設定で許可されていない可能性がある。
ベータ版8からは「gz版」と「通常版」の2種類のzipファイルが用意されている。まずgz版を試し、うまくいかなければ通常版を使う。
パスに誤りがある[編集 | ソースを編集]
誤りの例:
- Quoridorn(大文字が混ざっている)
- quoridon(スペルが…)
SkyWay APIキーの設定ファイルに問題がある[編集 | ソースを編集]
- 設定ファイル
connect.yaml
は、文字コード「UTF-8」で記述すること。Windowsのメモ帳などで編集すると文字コードが変わってしまう可能性がある。Windows環境ではサクラエディタでの編集が推奨されている。 - FTPツール(FFFTPやFileZillaなど)でのサーバ上のファイルの更新にはコツが要る。慣れていなければ、APIキーの更新はアップロードする前に行う。
SkyWay APIキーの設定に誤りがある[編集 | ソースを編集]
- 「利用可能ドメイン名」を登録できていない。
- APIキーは登録したドメインでしか使えない。
- 権限に誤りがある。
- TURN:使用する
- SFU:使用する
- listAllPeers API:使用する
- APIキー認証:使用しない
困ったときの相談[編集 | ソースを編集]
以下の情報を添えて、TwitterでHillTop氏にダイレクトメッセージを送る。
- 使用しているOS
- Windows, Mac, Linux程度でよい。
- サポート対象外のOSでも相談は受け付けるとのこと。
- 使用しているブラウザ
- 重要!
- 問題のURL
- 開発者がアクセスし、ブラウザに出力されるエラーログを確認するため
- もしURLを知らせたくない場合は、Google Chromeを使用し、以下の手順でエラーログを取得して伝える。
- Windowsの場合:「F12」を押下
- Macの場合:「Command + Option + I」を押下
- 赤い字がエラーログ。
- カラフルに装飾された文字は正常なログなので、「動くように設置をする」目的の上では無視してよい。
自分でビルド[編集 | ソースを編集]
GitHubの「HillTopTRPG/quoridorn-vue-cli-3」リポジトリよりソースコードをダウンロードし、ローカル環境でビルドする。ビルド後、生成されたファイルをサーバーにアップロードする。
何でもカスタマイズ自由な代わりに、難易度が高い。玄人向けのため、サポートはなし。
必要な技術: